朝の目覚めを良くするために
朝起きたらカーテンを開けて自然光を入れましょう
ある程度の強さの光を浴びると、光が網膜を介して視交叉上核(しこうさじょうかく)に届きます
脳の視床下部にある視交叉上核は、体内時計の働きを持っています
朝の光の情報で、体内時計がリセットされ、そこから12~13時間は
代謝も高まり活動しやすい状態になります
そして、そこから14~16時間後に自然に眠気を催す睡眠覚醒リズムを形成することが出来ます
つまり、しっかり目が覚めて、夜も自然と寝やすくなる体のリズムを作れるということです
なので夜は逆に強い光は避けた方が良いといわれています
体内時計のリズムを作るためには、光の工夫が大事というわけです
目覚めるには光の強さがポイント
光といってもさまざま。
自然光もあれば室内の光もあり
曇と晴れとでは明るさが違うし、部屋の明るさも様々
ちなみに晴天の野外だと20000~100000ルクス
晴れた日のオフィスの窓際で2500~5000ルクス
家の室内だと100~500ルクスくらいです
目が覚めるには強い光が必要で
明るさの数値で言うと1500~2000ルクスです
普段なかなか光の強さを確認したり、考えることもあまりなく
実際に部屋のどのあたりで必要な強さの光が得られるのかわからんなぁ~と思い
実験することにしました!
じゃ~ん!照度計でございます。
ちなみに写真は、蛍光灯をつけた室内を測定した数値
床に置いて測定してみました
数値は、217ルクスとなりました
やはり低めです
ではでは、我が家で、どのあたりが1500ルクス以上になるのかと探した結果
ベランダに出てようやくこの数値
1626ルクス
ちなみに、この日の天気は曇り
晴れの日に同じ場所で測定したら1700ルクスくらいと、
あまり差がないことも分かりましたよ
我が家は周りにマンションも多く、自然光が入りにくいからかもしれません
部屋の窓際だと、800ルクス
となると、我が家の場合は、朝起きたらカーテンを開けて外に出ることで
必要な光を得られるということになります
なので、朝起きたらベランダに出て深呼吸をすることにしています
一般的に「カーテンを開けて日の光を取り入れて」といえども
家によって違うなと改めて思った次第です
ということで、朝スッキリ目覚めたい方は
●まず、カーテンを開けて自然光を取り入れる
●自然光が入りにくい場合は、起きて1~2時間くらいの間にベランダに出て深呼吸
●それも難しい場合は、人口の光を利用する
今では「光目覚まし」という便利なものがあるんですよ
朝のちょっとした工夫で、一日元気に過ごせます!!