がん専門運動指導士としての活動

睡眠からボディワークまで幅広く健康をサポートすることを目指し日々活動をしている睡眠健康指導士&健康指導士の川瀬ひとみです。
今日は、「大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士」としての活動のことを書いてみたいと思います。

 

日本人の2人に1人はがんになる時代

日本人の2人に1人はがんになると聞いて、皆さんはどう思いますか?
初めて聞いた時、率直に多いなぁ~という風に感じましたが、私の周りや家族にもがんを患った方がいる。
そして、私自身も乳がんに罹患しました。

2人に1人、なんだか分かる気がするという感じです。

そして「がん」は早期治療で治る病になってきました。
だからこそ治療後のこれからが大事なわけです。

そして、がんの予防のためにも健康習慣を見直すこと(運動すること)が大切なのです

国立がん研究センターをはじめとする研究グループでは、日本人を対象としたこれまでの研究を調べました。その結果、日本人のがんの予防にとって重要な、「禁煙」「節酒」「食生活」「身体活動」「適正体重の維持」「感染」の6つの要因を取りあげ、「日本人のためのがん予防法」を定めました。
このうち、「感染」以外は日頃の生活習慣に関わるものです。
これから紹介する5つの健康習慣を実践することで、あなた自身の努力でがんになる確率を低くしていくことが可能です。

がん情報サービス「科学的根拠に基づくがん予防」より https://ganjoho.jp/public/pre_scr/cause_prevention/evidence_based.html

 

身体は動かすことで動きやすくなる

私自身、乳がんを告知され手術・放射線治療を行いましたが、治療中思ってもみなかった「動きづらさ」を体験しました
その時の不安・焦り・辛さを今でも覚えています
note「がんサバイバーさんの運動指導をしている私が乳がんに」に綴っていますので読んでみてくださいね

私自身不安を感じつつも、術後の動きづらい状態から動けるようになったのは、やはり運動したからです

自分の痛みや動きづらさと向き合いながら地道にリハビリを行った結果、術前と同じくらいの状態まで戻すことができました

改めて「動けるって本当に嬉しいこと」なんだと体験しました。

そして私自身がんサバイバー向け運動指導をしていることもあり、多くのがんサバイバーさんから
●運動が大事ってわかっているけれど、フィットネスクラブに行くのは気が引ける
●一人で動画を見ながら運動してみたら頑張りすぎて余計に痛くなった
●どれくらい動かしていいか分からないから運動するのが怖い
といった声をいただきます。

怖い・不安な気持ち、よ~く分かります。だからこそ一歩前に踏み出すサポートをしていきたい!そう思いながら活動しています

 

ルネサンス運動支援センターは「自分の体にあった運動ができる場所 」

そんな私の活動の一つが、ルネサンス運動支援センターの運動指導です

大阪国際がんセンターの隣にある「患者交流棟」3階のルネサンス運動支援センターでは、私たちがん専門運動指導士が皆さん一人一人の状況にあった運動をサポートしています。
ここでは、みなさんそれぞれの状況やご希望に応じた運動支援を行っています。

運動と聞くと、ダンベルとかを持ってハードに頑張らないといけないの?というイメージがあるかもしれませんが、運動支援センターで提供している内容は、ハードに鍛えるというものではなく「動きやすくするため」の運動です。
例えばこんな感じ。(がんサバイバーさんではない方でも是非お試しください。スッキリしますよ)

日常生活が今よりも楽にできるようになるために、みなさんのなりたい自分に寄り添って体に合った運動をご提案しています。
実際にセンターに来て運動していただくだけでなく、オンラインでの個別指導や自宅で行っていただく運動のご案内などもしています

お近くの方は是非遊びに来てくださいね

 

YouTubeやオンラインでもお届けしています

その他、乳がん術後の動きづらさを変えるための参考にしていただけたらと、YouTube動画をアップしています


がん専門運動指導士としてお客様に提供している運動を自分自身のリハビリとして行っている動画です
その他、乳がんサバイバーのためのヨガ動画も配信していますので良ければ見てください

今後は、大阪のスタジオにて、女性特有のがん(乳がん・子宮系のがんなど)サバイバー向け「カラダ整えエクササイズ」「ココロ整えヨガ」クラスを開催しようと思っていますので楽しみにしていてくださいね

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