【近況報告】乳がんサバイバーの心と体を支える「動こう★キャンサー」3年目の挑戦と、これからの活動について

こんにちは!乳がんサバイバーの健康をサポートするべく日々奮闘中の大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士&乳がんサバイバー川瀬ひとみです。

今日は、私と、同じくがん専門運動指導士である芳野さんの二人で主宰する「動こう★キャンサー」の近況と、最近携わらせていただいた素晴らしいプロジェクト、そしてこれから皆さまにお届けしたい新しいサービスについて、たっぷりとお話しさせていただきます。

目次

「動こう★キャンサー」は3年目へ!活動に込めた想い

「一人でも多くのがんを経験した女性の方に、動く楽しさを伝えたい。そして安心して集まれる場所を作りたい」
そんな思いから立ち上げた動こう★キャンサーは、おかげさまで活動から3年目を迎えました。

この活動を始めたきっかけのひとつに、私自身の経験があります。
乳がんの術後、運動の専門家の私でも、動きづらさや体力の低下、そして「これから自分の体はどうなってしまうのか」というような不安を感じる時もありました。
しかし、同じ資格を持つ仲間からのサポートや適切な運動を取り入れることで、少しずつ不安なく動ける自分を取り戻せることを実感したのです。

「病気になったからこそ、前よりも健康でしなやかに、そしてたくさん笑って楽しい時間を過ごしたい」

そんなサバイバーの方々の想いに寄り添い、一歩踏み出すきっかけを作りたい。
その一心で走り続けてきた2年間でした。

乳がんサバイバーのための「ダイエットセミナー・スクール」を本格始動

活動3年目の大きな柱として、今年は「乳がんサバイバー向けダイエットセミナー&スクール」の展開に注力しています。

失敗を経験した私だからこそ、伝えたいこと

なぜ、今「ダイエット」なのか。
実は、かくいう私も若かりし頃(この仕事に就く前)は太っていて、小さい頃からいわゆる肥満児でした。
20代の時に自己流の過酷なダイエットを行い、その結果、摂食障害に陥ってしまった経験があります。

その苦しい経験を通じて痛感したのは、「正しく痩せること」は身体だけでなく、心にとっても極めて重要であるということです。そんな大きな失敗を経験した私だからこそ、皆さまには二度と遠回りをせず、心から健やかになれる正しいダイエットを伝えたいと考えています。

特に、がんの治療と懸命に向き合っている方にこそ、自分を大切にする気持ちを忘れないでほしい。
溢れかえる多くの情報に惑わされることなく、正しい知識を持って、健康的な体と心を手に入れてほしい。
そんな切実な願いから、このプロジェクトは始まりました。

専門家チームが「あなた」を支える理由

しかし、がんサバイバーにとってのダイエットは、単に「体重を減らせばいい」というものではありません。本来のダイエットには、運動・食事・睡眠のすべてが不可欠です。

今回、このスクールを形にできたのは、素晴らしい専門家との出会いがあったからです。

  • がん専門運動指導士である私たち(川瀬ひとみ・芳野陽子さん)
  • 上級睡眠健康指導士である私
  • そして、日本でも数少ないといわれるがん病態専門管理栄養士の曹祐子さん

この三者が「サバイバーの皆様を支えたい」という共通の思いで結ばれました。

一般的なダイエットとは一線を画す、サバイバーだからこそ必要なアプローチがあります。

  • 筋肉量を維持・向上させ、代謝を落とさないこと
  • ホルモンバランスや病態を考慮した栄養摂取をすること
  • そして何より、自分自身の体を愛おしみ、大切にしながら進めること

何を大切にどう生きていくことが、自分の体にとって本当の幸せに繋がるのか。その正しい知識をセミナーで学び、日々の生活で着実に実践していけるよう、科学的根拠に基づいた運動・食事・睡眠の習慣を身につけるカリキュラムを作りました。

専門家チームが総力を挙げて、あなたの「これから」をサポートします。サバイバーの皆様が「今の自分が一番好き!」と胸を張って言えるような心身の状態を、一緒に目指していきましょう。今の自分が一番好き!」と言えるような心身の状態を目指します。

大阪府「正庁の間」での歴史的イベント!がんと運動の可能性

最近の大きなトピックとして、ルネサンス運動支援センターのお仕事の一環で、非常に光栄な機会をいただきました。

大阪府庁の本館内にある、歴史的な「正庁の間」にて開催されたイベントに登壇させていただいたのです。

大正時代の面影を残す、荘厳で美しい空間。そこで「がんと運動」の重要性についてお伝えできたことは、私にとっても大きな自信となりました。

医療現場でも、術後のQOL(生活の質)向上のために運動がいかに有効であるかが認識され始めています。行政やフィットネス施設、そして私たち運動指導者が手を取り合うことで、がんと共に歩む方々が当たり前に体を動かせる社会を作っていきたい。その決意を新たにした一日でした。

これからの予定:オンラインで届けたい”自分を癒す時間”

「遠方に住んでいるので、直接レッスンを受けられない」
「体調に合わせて、自宅からリラックスして参加したい」

そんな声にお応えするために、しばらくお休みしていたオンラインコンテンツを再始動する予定です。
クラスは以下の2つを考えています。

各クラスの開催日程などにつきましては、ブログや公式LINEにてご案内いたします。

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■ 乳がんヨガクラス

ゆっくり動きたいからヨガをしてみたい。でもヨガのポーズって意外と手を大きく動かしたり、四つ這いになったり
術後の自分の体には負担が大きいかも…と思ったことはないでしょうか
実は、ヨガのポーズも「動き方」ひとつで、術後のカラダでも無理なく優しく行うことができます。
自身の術後も、腕が上がらずに苦しみました。
そんな経験値も踏まえて、無理なくできる乳がんヨガのクラスをご提供したいと考えています。
呼吸と緩やかな動きを連動させ、手術後の突っ張り感や、治療による心身のこわばりを優しく解きほぐします。

■ 睡眠×ヨガセミナー(体験+ミニセミナー)

治療中の不安や副作用で眠りが浅くなりがちなサバイバーの方へ向けて、上級睡眠健康指導士としての知見を活かし、質の高い眠りに導くヨガの実践と、睡眠の仕組みを知るミニセミナーをセットで開催予定です。

日々の指導現場でも、がん治療中の方から「不安で夜中に目が覚める」「副作用の影響で眠りが浅い」といったご相談を本当に多くいただきます。

そこで、睡眠のメカニズムを分かりやすく解説するミニ座学と、リラックスを深めるヨガ体験をセットにしたクラスを開催します。

「なぜ眠れないのか」を知り、「どうすればリラックスできるか」を体感する。

寝る前のほんの少しの習慣が、翌朝の目覚めを、そして一日の活力を劇的に変えてくれます。専門知識とヨガの実践を通して、皆さまに穏やかな夜を届けたいと考えています。

歩みを止めない、あなたと共に

がんを経験したからこそ、見える景色があります。 失ったものに目を向けるのではなく、今ある機能を最大限に活かし、さらに高めていく。そのプロセスは、何物にも代えがたい「自分へのギフト」になります。

「動こう★キャンサー」の活動を通じて、一人でも多くのサバイバーの方が、鏡を見て微笑める毎日を送れるよう、私はこれからも全力で伴走し続けます。

各セミナーやオンラインレッスンの詳細については、随時こちらのブログや公式サイト、SNSでお知らせしていきます。ぜひ楽しみにしていてくださいね!

これからも、がんと運動、そして自分らしく生きるためのヒントを発信していきます。 一緒に、健やかな未来を創っていきましょう!

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